癌は食事療法が絶対正しく、抗がん剤は絶対死ぬと嘯くふてー連中

スピリチュアルや占いやパワースポットや安っぽい自己啓発を盲信し、キャリアも教育水準もイマイチでコンプレックスは強いくせに、努力はしたがらない女性が一定割合で存在する。

連中は、負けず嫌いで意味のないプライドだけは高いが、全体的なスペックは低い。マルチ系のサロン講師の女性に多く見られる傾向。主婦の片手間で講座を主催したり、代替可能な付加価値の低い事務職に危機感を覚え、副業に活路を見出し講座を主催したり、というような40代以上の女性たちだ。サロンのクオリティは素人に毛の生えたレベルである。金ヅルだと思える客に対して人当たりは良く、誰にでも親切かつ親しげに接してくる八方美人だ。金ヅルの客のFacebookの投稿には必ず「義理いいね!」をやり、善人面を装う。また、マイルドヤンキー的な品のない雰囲気もタップリある。例えは悪いが、トランプ大統領の嫁のような、「下品な美人」だ。教養がなく、育ちの悪さが滲み出ている品のない美人だ。

自分は昨年、そのようなタイプのマルチ商人女性とたまたま知り合ってしまい、大変迷惑で不快な思いをした。ま、私も低スペだから、人のことは言えないけど。

そして、そんな連中は、決まって健康に対しても、標題のような価値観を持っている。

「自分はスピリチュアルを信じて、医学博士お墨付きの糖質制限やケトン体の食事療法を特別なルートで知り、励行している。あなたたちと違って崇高な場所にいる。だから、絶対に癌にはならずに健康でいられる。毎日、牛乳や牛肉を食べているそこのあなた!不浄な四つ足の動物ばかり摂取していると、宇宙からの法則により、必ず癌になりますよ!不幸のはじまりです!」

小学生もビックリ⁉︎な幼稚な持論をブログでいけしゃあしゃあと述べる彼女たち。そのような素性を知ったのは、Facebookで自身のブログをやたらアッピールしているので、何となく覗いたことがキッカケだ。トンデモと知り合ってしまったな、と。

ブログはFacebookよりも人物像が浮き彫りになる。スピチュアルや占いなどに依存性の高い現実逃避型かつ臆病な小心者であることがブログを通じて手に取るように分かってしまった。承認欲求と自己顕示欲が人一倍強いタダの痛いおばさんたちだった。そういう輩は、一段高見に登ったと錯覚している自分の発言に自己陶酔しているだけだ。「本物の情報知ってるあたしって、凄いでしょ!」と不特定多数に認められたいだけなのだ。それ故、発言内容は根拠もなく、何を以て本物と言えるのかも定かでなく、無責任極まりない。何を信じるかは本人の勝手だが、自分の独断と偏見で盲信していることを何様のつもりか、上から目線で他人に説教調で主張する態度は厚顔無恥も甚だしい。

救い難いふてー連中に絡まれるよりも、無関心の方が、よっぽど善人だ。

根拠のない無治療を無責任に勧める上に、パワーストーンやタロットカードなどの商売を宣伝する。他人の不幸を餌として商売を目論むその態度は人物としても最低だし、人の命を粗末に扱う愚劣な輩だと思って差し支えない。

 

確かに、食事は医食同源と呼ばれているように、重要な役割を果たしている側面はあるだろう。だけど、どんなに食事に留意していても風邪は引くし、癌になる人はなるし、糖尿病になる人はなる。体質や運でしかないのだと思う。

牛乳、ヨーグルト、牛肉、赤身の魚、糖類、アルコール、炭水化物全部ダメで、野菜、発酵食品のみオッケーとか、私から見れば、異常な偏った食生活であり、生き方そのもの貧相でしかない。江戸時代のエタヒニンよりも栄養事情が悪いのではないか。

自分は今回の手術をキッカケにダイエットしたいから、食べ過ぎには気を付けているが、今後アルコールを断つことはないと思うし、肉も野菜もスイーツも普通に食べるだろう。

それでダメになったら、それまでってこと。根拠のない恐怖思想に縛られながら貧相な食事を我慢して窮屈に生きるなら、ロマネ・コンティを一気飲みして窒息し、あの世に逝った方が後悔は少ない。

 盲腸や胆石などだと黙って手術を受ける人が大半で、食事療法ガー!と騒ぐ人がいないのに、癌になると途端に西洋医学を否定する人がいる。私にはこれが不思議でならない。もちろん、抗がん剤治療が非常に辛い副作用を伴い、他の臓器への悪影響が甚大で、しかもその個人差が大きいというのは私も知識としてある。しかし、そもそも薬というのは一定量を越えれば毒になるというのが大原則だ。風邪薬しかり。胃薬しかり。考え方としては、抗がん剤治療は激しい副作用を伴うが、イチローのような打率でヒットを放つ。もちろん三振することもあるかも知れない。一方で代替療法は草野球の代打がメジャーリーグにおいてニ死満塁で一発ホームランを狙うという感じではないだろうか。

 

薬を用いず食事療法が効果的なのは、癌ではなく、糖尿病だろう。

 

この糖尿病も、どんなに粗悪な食生活で、肥満になろうとも、罹患しない人は、絶対にならない。私の知り合いで、この20年ほど毎晩外食でホルモン焼きなどの肉と酒を飲み、夜中に締めのラーメン2杯とコンビニスイーツを食べている49歳の独身男性がいる。にも関わらず、毎年の健康診断では、必ず全項目異常なしだとか。ちなみに運動もしていない。また、勤務先の46歳の独身女性は、身長154cmくらい、推定体重は60kgを超えている体型で、昼はジャンクフードばかり食べているのに健康診断は毎年異常なしで、風邪も10年以上引いたことがないという。私も家族全員インフルだった時、看病していたのに感染しなかったことがある。

独身男性の知人に健康診断で異常なしの理由を聞いてみたことがある。

「生まれつき、内臓と筋力が強靭で代謝が非常に良い」との返答があった。更に、自宅から3駅先の会社まで歩いたり自転車で通勤している影響もあるかも知れないとのこと。これはその通りだと思う。

残念ながら、体質の違いは大きい。

知人が万が一癌になっても、内臓が強いから、抗がん剤の副作用はあまり出ないと思われる。

そういう訳で、これからの私は、再発や他の原発癌の発症防止のために、内臓力は鍛えておきたい。それが自分にとっての代替医療であり、予防医学だ。価値観の相容れない他人に上から目線で余計な口出しをされることほど不快なものはない。お互いのメリットはないから、永遠に絶縁するのが、ベターである。

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