喪失感、解放感、不安感、

1ヶ月後の外来再診があるとはいえ、手術が終わって退院すれば、それまで手厚くケアされていた医師と看護師との関係は終了する。狭くて無機質な病室から解放されたのは嬉しいが、同時に保護から外れた喪失感がある。更に退院後の健康状態は自分で把握しなければならないという不安感。

 

今後は再診だけが頼りになる。主治医の女医さんは怖くて、会話も非常に短くテキパキしており、余計なことは一切触れず、事務的にさっさと処理するタイプだ。私が不安に思っている予後の状態について、とても質問できそうにもない。例えば今日は症状として現れていない右手の痺れ。未だに続く右下顎の軽い麻痺。傷口の腫れがまだ引いていない状態等々。「症状の回復には大抵数ヶ月はかかります(無表情で、キリッ!ピリッ!)」というような返事だけで終わりそうな気がする。手術前までの主治医の先生は、術式や不安な気持ちを色々相談できたのだが、術後の女医さんは上手くコミュニケーションが取れるかどうか、自信がない。回診にも来ていない人に、何が分かるのだろう。

医者と患者のコミュニケーション論 (新潮新書)

医者と患者のコミュニケーション論 (新潮新書)

 

 世の中、探せば自分の悩みに答えてくれそうな本が必ずあるものだ。本日到着予定。

 

今、自分に必要なのは、ブルゾンちえみの両脇を固めるwith Bみたいな人なのだが、寄り添ってくれそうな人はいない。本当はこんな冗談言える余裕はないんだけどね😰

 

時機を見て、NPO法人のマギーズ東京に足を運んでみようかと思う。

 

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