今後…。

知らずに済めば良かった

聴かずにおけば良かった

「人生(ショー)はまだ始まったばかりだ!!」って

胸が張り裂けた

 

えーと、世の中、🙈🙉🙊そんなようなことは往々にしてあるもんです😅😵

 

首を張り裂かれて、魔物を退治したからか、まだ張り裂けた後遺症はあるものの、気持ちは未来に向かいつつある、かな。。。

毎年8月15日は、私の中では終戦記念日ではなく、手術記念日になりそう。毎年経過観察しないといけないから。

 

4月下旬に有休を取って大学病院を初めて訪れた。その日に手術日程が決まり、あれよ、あれよという間に時は過ぎ去り、気が付いたら退院。8月下旬になっていた。大学病院は検査などで月1ペースで通院していた。更に、入院前に色々悪いところは治しておこうと思い、同時進行で歯科医、眼科、皮膚科、婦人科でマンモグラフィー検査などを受診した。週末は通院で予定が埋まっていた。医療費が膨大だ。今年に入ってから手術費を含めて15万円くらいか。確定申告で戻るかな。

 

今年度前半は、無事に退院することだけのために生きてきたと思う。でも、仕事に集中できない日もあり、初歩的なミスが目立ち、仕事の成果は最悪だった。部長に呼び出され、暗に前部署に戻らないかと打診された。事実上の左遷か。

前部署は人間関係が最悪だったから、戻りたくない。何が何でもそれだけは回避したいのだが、どうなるかは分からない。

 

年齢的に、自分の実力の限界もとうに見えてきて、キャリアパスも停滞したままだ。

できれば、会社を去りたいのだが、年齢の壁、キャリアの壁、市場の壁などを言い訳に身動きが取れない。

 

今日は2駅先の地元のSCをブラついた。目的は、首の手術痕を隠すためのスカーフを購入するため。

 時々各フロアにある休息用のソファーで休みながら、2時間半ぶらついたのだけど、やはり手は軽く痺れるし、足は浮腫みやすいし、かなり疲れた。

このような状況を鑑みると、現部署でも、前部署でも、当分、ガツガツ働けないと悟った。

 

それでもわずかな可能性を信じて転職したいのは、環境を変えたいからだ。自分は「環境が人をつくる」と思っているタイプだ。今の職場は、ハッキリ言ってしまうと、組織全体が左遷ポジションというのか、二軍である。本社で使えなくなった50歳の男性社員が片道切符で行く場所であり、育児と両立するために責任のない楽な仕事で、正社員の既得権だけは確保したい30代女性社員がスッポリおさまる場所である。要するに、みんな首にならなければ同じ部署、同じ仕事、同じメンバーで定年まで同じ仕事で組織にぶら下がれればそれでいいという人しかいない。事務センターのような位置づけだ。新しい取り組みや提案などは極力避け、上司の命令には黙って従い反抗せず、「ミスなく、大過なく、責任なくやり過ごす」ことしか頭にない人たちが多い。ぬるま湯に浸かった環境で、同調圧力に耐えながら、定年まで新卒と大差ない仕事をしながら給料だけは緩やかに上昇していく環境。

 

私はそのような環境で、働くことがもう限界なのだと思う。みんなが6割のパワーしか出さずに自己保身に走った環境にどっぷり浸かったところで何も成長しない。多少は覚えたことや学んだことはもちろんある。でも、土俵となっている価値観が違うのだ。そして、こういう環境にいる限り、自分も似たようなタイプになりつつあることを強く実感している。朱に交われば赤くなる、だ。

 

昨日のエントリーで、主治医、担当医・研修医、看護師の医療チーム体制について、以前の職場体制に例えて触れた。入院中、ぶっちゃけ、彼らのチーム体制に心底嫉妬している自分がいた。

 

癌を通じて、後悔するような人生を歩みたくないと強く思いつつある。この環境から脱出できるかどうかは分からないが、自分の信念を捻じ曲げた生き方は、もうしたくないのだ。やれることは、なんでもやっておきたい。

 

https://forbesjapan.com/articles/detail/17427/1/1/1