今日から入院。

昨晩、NHKスペシャル731部隊の特集や、池上彰の特攻隊の番組を見ていたせいか、とても気分が重たく悲観的になっている。見なければよかった😖終戦記念日が手術日なので、かなり気が滅入っている。

 

しかし、変な関連付けをしても意味がない。

 

とりあえず、首のリハビリ、足腰の回復、声の復活、傷のケアを最優先に、声帯にはマヌカハニー、首や肩のコリには漢方や整体など、やれることはなんでもやろう。

 

そういえば、痛いと言われた細胞診は痛くなかったし、髪の毛がごっそり抜けて手足が痺れ、眼球突出するというバセドウ病も、そこまで酷い症状は一切なかった。自分は全て軽度で済んだと思い込むことにする。

 

癌などの大病を患った人は、しばしば「生きていること、生かされていることに感謝」などとブログに書いたりする。

確かにそういう側面はある。その通りだ。だけど、それは恵まれた環境の人だけが言える事ではないのだろうか。

東日本大震災の時も、「生きていること、生かされていることに感謝」という言葉が溢れかえっていた。私は非常に冷めた目でそういう発言をする人たちを傍観していた。かすり傷1つない環境の人だから、無知だから、そんなことが言えるのだろうと。実際に東北で生活している人、いや、東北の地を出て行かざるを得なくなった人たちは、毎日生きることに精一杯で、感謝だの絆だの、言っている暇などなかっただろう。生きていることそのものが地獄だという人だっている。生きていればいいこともあると言えるのは、非常に環境が恵まれているからだ。耳障りの良い言葉で、良い気分に浸って言葉に酔ったところで、しんどい人はしんどい。

 

私はこれから先、定年まで夫という経済依存先がない状態で健康を維持しながら働けるのかどうか、不安だし、自信がない。

 

それでも、リハビリは頑張らないといけないし、足腰の体力回復を懸命にやらないといけないし、職場復帰を目指して声の調子も改善させないといけない。全ては自己責任だ。結婚しないのは自己責任。良い大学に行かずに非正規でいるのも自己責任。病気になるのも自己責任。親が虐待するのも自己責任。全部自己責任だと徹底的に叩かれ続け、誰の力も借りずに全部自己責任で克服してきた。感謝する人?せいぜい親兄弟くらいだ。

 

それがこの国で生きるということだ。